今年の水防訓練は春日井市消防本部、春日井市消防団、春日井警察署、陸上自衛隊、春日井建設協会、付近の住民の方々の参加で行われました。訓練の想定は、台風8号の接近に伴い停滞している梅雨前線が活発化し、200㎜から300㎜の雨量となり、住民に避難命令が出た、というものでした。朝からかなりの雨量となり、本番さながらの訓練となりました。もし、これが本当の災害だったら・・・
この3月に避難勧告に関するガイドラインが改訂されました。これまで「防災情報はいろいろあるけど、いつ避難したらわからない」という声が多かったため、「避難勧告等に関するガイドライン」が改訂され、「警戒レベル4で全員避難」が統一されたのです。逃げ遅れゼロを目標に「避難勧告3では高齢者は避難。避難勧告4で全員避難。」と統一されました。
我々人間はいざ災害が起こったら、大自然の猛威の中でどうする事も出来ません。しかし災害が起きた時に、最小限に止めるために備えておくことは出来ます。河川や道路の点検をし社会基盤整備をしておくこと、避難訓練をし行政や各町内で助け合う体制を整えておくこと。そして常に「災害はいつ起こるかわからない。」という意識を持ち続けるために、訓練は必要だと思います。
体育館では避難所設備に必要な道具が紹介されていました。各地域で災害が起こるたびに問題点が改善され、少しでも快適な避難生活が出来るように、様々なグッズが揃っています。雨の中、参加された住民の方々、各団体の皆様、職員の方々、悪天候の中本当にお疲れ様でした。地元の安全・安心のために議会でも訴えてまいります。